2009年5月10日日曜日

自分との対話

確かに過去に捉われ過ぎるのはよくありませんが、自分が進歩し、向上するためには振り返る行為は欠かせません。現在の自分なり、環境なりは過去の結果なのですから、過去を精査することが次の段階への前向きな導きにもなるわけです。

私たちの人生は過去の出来事からくる思いに強く影響を受けています。心の傷などはいまだに私たちの行動を支配します。その心の傷の支配から解放されるためには、それが自分にどう影響しているのかに気がつかなければなりません。そのために自分の内面に意識を向け、自分と対話をすることが必要です。自分と対話をするというのは、客観的に自分の心を見つめ、表に現われていない意識や隠されている本心をとらえるということです。これが生き方を新たにしていく道です。

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