世の中

人生に疲れたという人がいたら、それは人生のほうがその人間に疲れたのだと思えば間違いはない。
やってくるこの毎日が人生だと知っていたら！
A弦が切れたら残りの三本の弦で演奏する。これが人生である。
「一体どれだけ努力すればよいか」という人があるが、「君は人生を何だと思うか」と反問したい。
努力して創造していく間こそ人生なのである。
ざまあ見ろ。これからが私の人生だ。
世の中は、君の理解する以上に栄光に満ちている。
思った通りの人生ではなかった。しかし、よかったとなら言える人生だったかもしれない。
この世界は、大勢の人に愛読される絵本のようなものである。
ページをめくって一つ一つの絵を楽しむが、原文の一行もみんな読みはしない。